運航部

茅森 俊

どんな仕事をしていますか?

入社してからずっと甲板/接続担当として働いています。
船上ではケーブルを引き上げるのに使用する探線機や海上で目印になる浮標などの準備作業を行います。工事海域の水深に適応した装備を設計&指示書化し、船のフィリピン人クルーと協力しながら準備します。
とても一人の力ではできるものではないためクルーとコミュニケーションをとって作業を進めます。そのため甲板作業はクルーとの距離が一番近くなるので英語力が自然と鍛えられます。
そのほか船上ではケーブル接続に必要な部品の員数管理(積込みから船卸まで)から、実際のケーブル接続作業と、その報告書作成まで一貫して行っています。
Universal Joint(UJ)は一度、海に敷設してしまうと25年の品質を保証されるものなので、一切の妥協をせず、細心の注意を払って作業しています。
一方、陸上ではUJインストラクターの資格をもっているため、社内外を含め資格習得の訓練講師を務めることもあります。

この仕事にやりがいを感じるときは?

船上に積み込んだケーブルタンクが空っぽになり、底の鉄板が見えた時ですね。 あれだけあったケーブルをすべて敷設しきったんだなと工事を思い出しながらしみじみ感じる瞬間です。

仕事で大変だったことは?

工事がプラン通りに進まないことですね。自然を相手に仕事をするので、波、風に大いに予定を狂わされます。
下船予定を見越して旅行などの予定を組むと工事が伸びるジンクスがあるので入れないようにしています(笑)
あとは、健康管理です。乗船するとどうしても三食の食事が楽しみになりついつい食べ過ぎてしまい、家に帰ってきたらスーツが入らないなんてことが結構あります。
乗船中は業務時間外にジムに行って運動して汗をながしたりと健康に気を使っています(たまに)。

学生時代に熱中したこと

小、中、高はずっと部活でバスケットボールをやっていました。
大学のころは学校、家、バイトを往復する、平凡な生活を送っていたと思います。

休日の過ごし方/マイブーム

船上での業務時間以外について話しますね。
船に持ち込んだDVD、漫画、ゲームなどの娯楽に一人で集中することもあれば、同僚とお酒を飲んで歓談したり、ワイワイみんなでゲームをしたりなどなど。
とりあえず乗船が長くなるので、船に持ち込める嗜好品や娯楽を可能な限り持ち込んで気分次第で楽しんでいます。いかにストレスと疲労をため込まずに過ごすのがキモです。

就活生へのメッセージ

私は普通の電気科の学校を卒業してKCSに入社しましたので、海にも船にも全く馴染みがありませんでしたが入社したら意外と何とかなっています。
乗船勤務は楽とはいいませんが、普通のサラリーマンでは絶対に経験できないことが体験できるのは保証します!
皆さんにお会いできるのを楽しみにしております。

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