KDDIケーブルインフィニティ
世界中のデータ通信を支える海底通信ケーブル敷設・修理船です。
国際間および国内海底通信ケーブルの建設および保守を365日対応で担っています。
また、これまでの通信・資源探査ケーブル敷設作業に加え、電力ケーブル敷設工事への対応も可能とした、
日本で初めての自航式通信・電力ケーブル敷設船です。
船体設備
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船橋 Bridge
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360度視界を確保し、船舶の安全運航および作業状況確認に優れた配置を取っています。DPS(船位保持装置)運用は、以下の4か所で操船できます。
1.船首側(写真):主に回航時に使用
2.船尾側:ケーブル作業時に使用
3、4.両ウィング:岸壁への離着岸時に使用
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ケーブルタンク Cable Tank
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海底ケーブル積載用タンクを2基装備し、最大積載重量は4,000トンです。深海用ケーブルでは、5,000km相当分の積載が可能です。
ケーブルタンクのうち、1基は電力ケーブルの敷設に適したカルーセル(2,000トン搭載可能)を装備しています。また、予備の海底ケーブルを収容するためにスペアケーブルタンクも2基装備しています。
ギャラリー
仕様
- 船籍
- 日本
- 全長
- 113.1m
- 全幅
- 21.5m
- 総トン数
- 9,766トン
- 速力
- 12ノット
- 最大搭載人員
- 80人
- 機関
- 2,450kw×4基
- DPS(自動船位保持装置)
DPS Class 2 - 2式
- 通信装置
- VSATシステム、インマルサットFX