- クローラタイプの自走式埋設機
ダイバーレス埋設機
浅海部における海底ケーブルの長距離埋設作業に向け、
24時間連続稼働を可能とするダイバーレス運用を可能としたウォータジェット方式埋設機を開発しています。
仕様
- 埋設機ウォータジェット能力
- 水中ポンプ110kW×2基搭載
- 目標掘削深度
- 2.5mを計画
- 目標対応海底地質
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砂、シルト質砂・粘土、締まったシルト質砂・粘土対応底質種別 以下I~Vの海底地質の対応を目指しています。
底質種別 強度/密度 強度(kPa) 密度(%) 記述 I 非常に柔らかい/非常に緩い <20 <15 非常に緩いシルト質砂、非常に柔らかいシルト質粘土 II 柔らかい~やや柔らかい/緩い~やや緩い 20-40 15-35 緩い~やや緩いシルト質砂、柔らかい~やや柔らかいシルト質粘土 III やや硬い/やや緩まった 40-75 35-65 やや緩ったシルト質砂、やや硬いシルト質粘土 IV 硬い/締まった 75-150 65-85 締まったシルト質砂、硬い粘土質シルト、もしくはシルト質粘土 V 非常に硬い/非常に締まった 150-300 85-95 非常に締まったシルト質砂、非常に硬い粘土質シルト、もしくはシルト質粘土 VI 風化した岩盤 >300 >95 風化した岩盤 - 目標埋設速度
- 1日当たり2,000m、最大速度は時速200m
- 適用水深
- 5m~30m、アンビリカルケーブル調整で40m
- 特徴
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埋設機の降下・運用・揚収作業のダイバー支援作業は不要
予定する運用船舶: 500トン程度のDP付き作業船舶
船内での宿泊が可能となり、24時間連続稼働に対応
埋設機を搭載し回航が可能となり、離島・海外での作業にも対応